いきなりですが32bppと32bpcの違いが分かる方は読まなくても大丈夫です。
個人的にtga形式の24bitってなんだ?と思ったのでメモ程度に。
ついでにCG(特にコンポジット?)で使われる16bit・32bitってどう言う意味って人向けに。
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■色深度を表すbpp(= bit per pixel)
8bitと聞くとファミコンとかのドット絵やピコピコ音を想像しますね。
主にDTPで画像のカラーに対して言われるbitと言うのが、8bit/16bit/24bit/32bit。
他にも種類がありますけど「色深度 bpp」などで調べるとよく出てくるのがこの4つ。
8bitは2の8乗で256という数値、つまり「この画像は256色使えます!」と表してます。
16bitは65,536色。24bitは16,777,216色。
32bitは24bitの16,777,216色に加え、アルファやその他画像に関する情報を保持することができます。
文頭のtarga形式の話になりますが、3dsmaxやPhotoshopでtargaで保存する際、
色数(字の如く色の数)を16/24/32bitの何れかから選ばなければなりません。
アルファを保持した状態で保存する場合は32bitを指定する必要がありますし、
そうでないなら24bitでも大丈夫です。
アルファ情報のある画像を16/24bitで保存すればアルファは失われます。
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■色深度を表すbpc(= bit per channel)
AfterEffectsやNukeを使っている方にはご存知の8/16/32bit。24bitはありません。
これらのbitも色深度を表すのですが、同じではありません。
8bitが意味するのは2の8乗の256と同じなのですが、
RGB(お馴染みのRed/Green/Blue)が各色に256の色情報が使える事を示します。
[256の3乗]=[2の24乗]、それに加えアルファ情報も持てるので前項の32bit相当になります。
では16bit/32bitはどうなるかと。
16bitは各色(RGBA)に[0]から[65,536]までの色情報が使えます。
アルファ抜きで[
65,536の3乗]色が扱えるのです。
こうすることで諧調を崩しにくくすることができます。
32bitはそれに加え、0.0未満・1.0以上(紛らわしいですが、
65,536以上と想像してください)
の情報が扱えます。黒より黒く。白より白く。それが可能なのです。
こうすることで今度は「暗すぎて黒く潰れてしまった黒」や「明る過ぎて白く飛んでしまった白」にも
黒と白の強度を持たせコントロールできます。
詳しく知りたい方は16bpc 32bpcで検索してみましょう。
僕より分かりやすく丁寧に詳しく解説している方がたくさん居ると思います。
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bppとbpc。両方とも色深度を表しますが
恐らくDTP業界でビットと言えばbpp、CG業界でビットと言えばbpcと判断されるかと思います。
暗黙の了解でbppの~bpcが~と言うことが省かれているので、知らない人は戸惑うのではないでしょうか。
自分だけだったってオチなのかも...
■追記
AfterEffectsのbpcの設定解説には、16bitが0~32,768(15bit?)と書かれていましたが、
Adobe製品は色数が抑えられているのでしょうか。
16bitにもshort(Int)とhalf(float)があり、その差なのかも。
その辺りはいつかブログに書くか、詳しい方にお任せします!